小樽公園通教会改修
Otaru Park Avenue Church Renovation
築80年以上を経過した木造の歴史的建造物の保存・復原計画です。冬期の積雪荷重が木造の骨組みに影響を及ぼしており、屋根及び外壁の傾斜変形が懸念されていました。そこで、屋根キングポストトラス構造解析により傾斜変形の要因を推定し、屋根トラスの下弦材としてスチールダイバーを新設。同時に、バリアフリー化など、施設利用者の高齢化の観点からも改修設計を行っています。木造の大正期教会堂は希少であり、現在も変わらず地域のランドマークとして定着しています。